神 宮 寺

一宮の別当神宮寺であった八形山蓮華寺は小国一宮社と天宮社を習合し舞楽の伝播受容の鍵を

握っている天台寺院になる。

寛文年間以降に、天宮山辯梵台院神宮寺が建立。天宮朱印五十石の内で蓮華寺とは本末関係。

明治の初め1875年頃廃寺となり、参篭所として改築。現在は、舞楽の練習、集会所として使用されている。

 

例大祭は、仏教的な要素が極めて強く、楽屋衆が神輿と一緒に神社へ向かう列を行道と呼んでいる。

(行道とは僧侶がお寺に行くことをいう)お祭りの行列の中に僧侶がいて大きな位置を占めており、

ほうじ(法事)と例大祭のことを呼んでいることからも社僧が深く関わっていたと思われる。

 

神宮寺を使用する場合は、社務所まで申し出てください。